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お祝いブログ

【総集編】古希祝いで知っておくべき知識とおすすめのプレゼント、現代の祝い方

長寿祝いの1つ、70歳を迎えた時にお祝いするのが古希ですね。60歳の還暦に比べると認知度は低いかもしれませんが、人生の大切な節目に違いありません。 60歳の還暦から数えると10年後に訪れるお祝いとなり、まだまだ現役で働いている人や、退職して第二の人生を歩んでいる人など様々ですね。 祖父母や両親、上司や恩師など、大切な人が古希を迎えたら、ぜひお祝いして素敵なひとときを過ごしましょう。 ここでは、古希祝いの由来やお祝いのしかた、プレゼント選びのコツやマナーなど、知っておきたい情報をぎゅっと凝縮。実は古希祝いについてよく知らないという方でもこれさえ知っておけば大丈夫!という内容を詰め込みました。 ぜひ、大切な人の古希祝いを行う際に参考にしてみてくださいね。

古希祝いってどんなお祝い?

古希祝いは、70歳を迎えた方をお祝いする行事です。還暦の次に訪れる長寿祝いの1つで、室町時代から始まり、広く庶民に知られるようになったのは江戸時代の頃だと言われています。

古希の由来

長寿祝いの多くは、中国から伝わったもので、現代の日本で行われている長寿祝いは中国発祥のものと日本発祥のものがあるとされています。 古希の名前の由来となったのは、中国の詩人・杜甫が書いた詩の中の一節「人生七十古来稀なり」という言葉です。現代は70歳といえばまだまだ若いという人もいて、平均寿命も80歳を超えますから珍しいことではないかもしれません。しかし、この頃の70歳は珍しく、まさにお祝いすべきことだったのでしょう。 長寿祝いは中国の文化に影響を受けたものではありますが、日本でももともと人生の節目となる年齢をお祝いする文化はありました。 現在の還暦や古希とは別のものではありますが、奈良時代から平安時代にかけては、40歳を高齢者ととらえ、40、50、60と十歳ずつ区切ってお祝いをしていたそうです。 時代の流れとともに平均寿命は徐々に伸び、もはや40歳は高齢と捉えられなくなった室町時代頃、日本独自のお祝いとして喜寿、米寿が生まれました。具体的な時期は諸説ありますが、庶民に広く知られるようになったのは江戸時代からだと言われています。

古希祝いのタイミング

古希のお祝いは70歳を迎えた方に行うものですが、誕生日に行うべきなのか悩む人も多いでしょう。 結論から言えば、お祝いは必ずしも誕生日に行わなければならないという決まりはありません。誕生日に近い休日や大型連休、お正月、敬老の日など、離れて暮らす家族が集まりやすい日程で調整し、たくさんの人でお祝いして差し上げましょう。 誕生日以外の日程で調整する時は、ひとまず誕生日のお祝いを言葉で伝え、古希祝いをいつ頃行いたいか伝えると良いですね。こうすることで、古希を迎える方もがっかりせずに済みますし、先の楽しみができます。

数え年?満年齢?

もともと、日本の年齢の数え方は現代とは違っていました。数え年というのは、生まれた瞬間を1歳として数え、正月を迎える度に1つ年をとるという数え方をしていました。つまり、昔の人は誕生日という概念はなく、誰もが正月に1つ年をとっていたのですね。 現代は、生まれた瞬間を0歳として数え、誕生日を迎えたタイミングで1歳年を重ねる満年齢の数え方が主流です。 数え年で考えれば、古希のお祝いは満69歳のタイミングで行うこととなりますから、混乱しても仕方がないのかもしれません。現在は、誰もが親しんだ満年齢の数え方で70歳となったタイミングにお祝いするのが一般的になってきています。

古希のシンボルカラーは紫

長寿祝いには、それぞれシンボルカラーがあります。還暦のシンボルが赤色であることはよく知られていますよね。 古希の場合、シンボルカラーは紫色です。 紫色は、高貴な色であると考えられてきました。例えば、聖徳太子の冠位十二階では最高位の色として用いられましたし、お坊さんの最高位の人のみ纏える法衣も紫色をしています。 古希を迎える70歳は、昔であればとても喜ばしいほど長寿でした。もちろん、今でも70歳を迎えることは喜ばしいことに違いはありませんが、平均寿命がもっと短かった時代であればよりおめでたいこととされていたのかもしれませんね。 そんな長生きの方への敬意や労いといった気持ちを込めて、古希のシンボルカラーは紫色になったと言われています。また、紫色には魔除けの力もあると信じられていたため、魔を払い健康であり続けるようにという願いも込められていたとも考えられています。

古希祝いの方法は?

古希のお祝いの仕方は、これといった決まりはありません。せっかくですから、きちんと時間を作ってお祝いしたいものですね。よく選ばれるお祝いとしては、食事会を開く、プレゼントを渡すなどが多いです。

食事会を開く

古希祝いの方法としてよく選ばれるのが、食事会です。自宅で行う場合もあれば、外食で行うこともできますが、どちらかといえば外食がおすすめ。 外食のメリットは、やはり非日常を感じお祝いらしい特別な時間が過ごせることではないでしょうか。いつもは食べる機会の少ない食材や珍しい料理、手の込んだ料理など、自宅とは違う空間で味わうことができます。普段はあまり足を運ばないちょっと高級なレストランや料亭などを選ぶと、とても喜んでもらえるのではないでしょうか。 もちろん、自宅で行うメリットもあります。自宅の場合、自由度が高くリラックスしながら食事を楽しむことができます。本人が食べたいものを食べたいだけ選び、休憩したくなったら姿勢を崩して休むこともできます。しかし、その一方で、料理の調達や準備などへの心配で気が休まらないという人もいるため、自宅で行う場合は本人の負担にならないような配慮が必要です。

プチ旅行つきの食事会もおすすめ

もし、予算や時間に余裕があるのなら、少し遠出して旅行がてら美味しい食事を食べにいくのもおすすめです。70歳になると、退職して自由な時間を楽しんでいる人もたくさんいます。旅行は古希祝いのプレゼントとしてもおすすめですが、家族みんなで揃って旅行や観光に行きお祝いする方法もとても喜ばれます。予算によって行き先は異なるかもしれませんが、例え日帰りであっても良い思い出となります。

プレゼントを渡す

食事会を開く時にプレゼントを用意して手渡すケースも多いでしょう。その他にも、どうしても食事会に行くことが出来ない離れて暮らす家族や、家族以外の間柄の人からのお祝いとしてはプレゼントを渡す方法が一般的です。 会社の上司や先輩など、職場に古希を迎える人がいる場合も、プレゼントなら時間をあまりとらずにお祝いすることができますね。 プレゼントの選び方やコツ、マナーについては、以下で詳しくご紹介していきます。

古希祝いに贈るプレゼント選びのポイント

古希祝いをする際、多くの方はプレゼントを準備するでしょう。実は、プレゼント選びが一番悩むという人が多いです。「何を選んだら良いのか分からない!」という人は、まず以下のポイントを参考にして、どんなものが喜ばれるのか考えてみましょう。

気持ちが伝わるもの

古希祝いは、古希を迎える方への感謝の気持ちや尊敬の気持ち、労いの気持ちを伝える機会でもあります。ふだん、こうした素直な気持ちはなかなか伝えにくいかもしれませんが、そうした気持ちが伝わるプレゼントであればより喜んでもらえることでしょう。手紙やメッセージカードなど、文字にして伝えるとずっと形に残ります。 手紙やメッセージカードは、小さな子どもからのプレゼントにもおすすめです。また、最近は個人のクリエイターが製作する作品もインターネットから購入しやすくなっています。似顔絵入りのメッセージカードや、本人の名前を入れたポエム(名前詩)など、世界に1つだけのプレゼントを用意するのもおすすめです。 なお、クリエイターにこうした作品を依頼する時は、事前に商品が届くまでの時間を確認しておきましょう。クリエイターによって、作品の雰囲気は大きく異なるため、本人が好みそうなデザインを選びましょう。ギフト専門店などでは、複数人のクリエイターが在籍するところもあります。作風を見比べながら選ぶ時には便利です。

毎日の生活で役立つ実用的なもの

プレゼントは、何をもらっても嬉しいと言われる方もいるでしょう。しかし、本音を言えば普段から使いやすいものやあると便利なものが欲しいと思っている方が多いのではないでしょうか。 私たちも、タンスや押し入れの肥やしになるものより、使い勝手の良いものが嬉しいと感じますよね。ですから、古希祝いとしてプレゼントを選ぶ時には、相手が使えるものや欲しいものに着目してみましょう。 終活という言葉が流行っていますね。年を重ねると、できるだけ身の回りをコンパクトにして余計なものを増やさないように心がけている方もたくさんいらっしゃいます。ですから、古希祝いを選ぶ時には、贈る側の好みではなく古希を迎える方の好みや実用性を考慮し選びましょう。

シンボルカラーの紫は意識すべき?

古希のシンボルカラーである紫は、必ずしも取り入れる必要はありません。ただ、古希祝いらしいものを選びたい時や紫色が好きな方へのプレゼントであれば、積極的に取り入れると良いでしょう。もし、紫色のプレゼントを見つけることが難しい時は、ラッピングに紫色を取り入れてみてはいかがでしょうか。古希祝いは長寿のお祝いの1つですが、中には「年寄り扱いされたくない」と考えている方もいます。いかにも古希祝いの品だと分かるような紫色のプレゼントを嬉しく感じない方もいるかもしれませんので、本人の気持ちを最優先に考えて選びましょう。人によっては、長寿のお祝いというよりも、人生の大切な節目をお祝いするという意味でプレゼントを贈った方が良い場合もあります。

古希祝いの予算はどのくらい?

お祝いの方法やプレゼントの内容により、お祝いにかかる費用は変わってきますね。古希祝いにかけるお金については、明確な決まりはありません。あくまでも、無理のない範囲で準備されることをおすすめします。これはあくまでも目安ですが、一般的には古希祝いの予算は1万円~3万円にする方が多いようです。相手との関係性やプレゼントを準備する人数によって、実際の費用は変わってくるでしょう。

熨斗はつけた方が良い?

古希祝いのプレゼントには、熨斗(のし)をつけた方が良いのか悩むかもしれません。基本的には、熨斗を付けた方がより丁寧です。特に、上司や恩師などへのお祝いの場合は「改まった気持ちでお贈りします」という意味を込めて熨斗をつけることをおすすめします。 熨斗の表書きは「御祝」や「感謝」が一般的です。その他には、「祝古希」や「古希御祝」などもあります。親しい間柄であれば、「ありがとう」といった少しくだけた表現も最近では使われるようになりました。 水引は、何度あっても良いおめでたいこととして、紅白の蝶結びを選びましょう。

古希祝いのタブーとは?

古希祝いのプレゼントは本人が喜ぶものを選ぶことが大事です。しかし、いくら実用的だからといっても、縁起が良くないとされるものや失礼にあたるものは避けましょう。

「死」や「苦」を連想させるもの

読み方から死や苦を連想させる櫛(くし)やシクラメンの花、お葬式や仏壇に飾られることの多い菊の花、香典返しの定番でもある緑茶は、古希祝いのプレゼントには不向きです。その他にも、花が首から落ちる椿も避けた方が良いです。さらに、これらのものでなくても、黒一色あるいは黒と白の組み合わせのものは不吉だと思われることもあります。

「老い」を連想させるもの

古希を迎える頃になると、老眼が進んだり耳が聞こえにくくなったりと、不便なこともあるかもしれません。いくら便利で普段から使っているといっても、老眼鏡や補聴器、杖、シルバーカーなど老いを感じさせるものはお祝いのプレゼントには相応しくないとされています。

踏みつけるもの

靴下やマットなど、足で踏みつけるものは失礼にあたるとされています。特に靴下は実用性が高く、プレゼントにもぴったりだと考えがちですので、注意しましょう。

古希祝いに喜ばれる人気のプレゼント

では、具体的にどのようなプレゼントが古希祝いに喜ばれるのか、見ていきましょう。

メッセージカード、手紙

こちらは、何かのプレゼントに添える形で用意するケースと、単体でプレゼントするケースとがあると思います。名刺サイズの小さなカードや、市販のレターセットを使って日頃の感謝の気持ちを伝えると、とても喜ばれるでしょう。クリエイターに依頼して、本人の似顔絵入りのメッセージを書いてもらうと、それだけで立派なプレゼントにもなります。

フラワーギフト

お花は、特に女性へのプレゼントにおすすめです。少し紫がかったパステルカラーのお花を入れてもらうと、古希祝いらしい雰囲気になるのではないでしょうか。また、生花だけではなく、近年はハーバリウムやプリザーブドフラワーといったフラワーギフトも人気です。ハーバリウムは、特別な透明な液体の中にドライフラワーやプリザーブドフラワーなどを入れてボトルにしたもので、見た目がとても美しいと話題です。プリザーブドフラワーは、生花を加工し染色したもので、ハーバリウムと同様に長く鑑賞できます。このような、手間要らずのフラワーギフトは贈り物に最適です。

お酒

お酒が好きな方には、日本酒やワインなどお酒のプレゼントもおすすめです。自宅で食事会を開くのであれば、一緒に飲んで楽しむこともできます。特に古希祝いにおすすめなのが、メッセージや名前などをラベルにプリントしてもらえる名入れ酒。世界にたった1つの、オリジナルのお酒となり、きっと驚かれるでしょう。

趣味のアイテム

70歳となると、退職して好きなことにたくさん時間を費やしている方も多いでしょう。そんな方には、趣味が楽しくなるようなグッズを贈るのもおすすめです。これといった趣味はないけど、今から趣味を見つけていきたいと考えている方には、体験ギフトも喜ばれます。体験ギフトは、アクティビティやクラフトなど、様々な分野の体験ができるチケットのようなもので、カタログの中から興味のあるものを選んで申し込めます。

旅行

仕事を辞めたあとは、時間を気にせず色んなところに行ってみたいと夢見ている人は多いですよね。古希を迎える方の状況にもよりますが、旅行好きにはやはり旅行をプレゼントしてみては。旅行券なら行き先は自由に選ぶことができ便利です。可能であれば、近場でも家族揃って旅行すると良い思い出になるでしょう。

2020年新型コロナウイルス発生以降の古希祝いはどうする?

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人々の生活も変化を余儀なくされています。感染の拡大を防ぐために、不要不急の外出は極力控えるなど、それぞれが毎日用心しながら生活せざるを得なくなりました。 新型コロナウイルスの感染のリスクがあるうちは、古希祝いの方法も検討しなければなりません。今回ご紹介したお祝いの方法や人気のプレゼントについても、一部検討し直した方が良いものもあります。 例えば、外食や旅行です。自粛要請中は飲食店や観光産業が休業している可能性があるのは当然ですが、そもそも古希祝いのために自宅から外に出ることが感染リスクを高めてしまいます。古希を迎える方々は、若い人に比べると体力が低下し、病気が重症化しやすいなどの可能性も考えられます。何より大切なのは、古希を迎える方の健康と、そしてお祝いする方々の健康です。 こうした理由から、新型コロナウイルスの感染リスクがあるうちは、自宅でできる範囲で古希祝いをしましょう。外食や旅行などを検討している場合は、時期を見て安全な時にずらしましょう。

感染の拡大を防ぎながら古希祝いをする方法

もちろん、そういった場合でも、今すぐにできるお祝いもあります。例えば、テイクアウトでオードブルを注文して自宅で祝う、豪華な食材を使って手の込んだ料理をつくる、インターネットでプレゼントを選んで宅配してもらうなど、古希を迎える方やその家族が極力外出しなくても良い方法でお祝いすることはできます。 特に、飲食店などの休業により、農家などの生産者も苦しい局面にいます。インターネットを活用すると、そのような生産者から食材を購入するシステムもあるため、食材にこだわった料理も作りやすいのではないでしょうか。 離れて暮らす家族が駆けつけて一緒にお祝いするのは、難しいでしょう。しかし、電話でお祝いの言葉を伝えたり、テレビ電話で会話しながら乾杯したり、ちょっとした工夫で同じひとときを過ごすことはできます。

2020年古希祝いのプレゼントは記念日新聞つきの名入れ酒がおすすめ!

古希祝いのプレゼント選びも、外出自粛の最中では難しいですよね。そこで、特におすすめなのが記念日新聞つきの名入れ酒です。インターネットで簡単に注文することができるため、外出する必要はありません。また、離れて暮らす家族からのお祝いにもぴったりです。もちろん、家族以外の間柄の方でも贈りやすいプレゼントですね。 当店の古希祝い用の名入れ酒は、美しい色合いの紫のボトルに本物の手漉き和紙のラベル、そして贈りたい方の名前やメッセージを文字にできる点が特徴。しっかりとした桐箱と風呂敷に包んであるため、そのまま渡すことができます。 さらに、生まれた年に発行された新聞のコピーもついてくる、サプライズ付き。こんなプレゼントがあるなんて!と驚かれることでしょう。 2020年の古希祝いは、ぜひ当店のお酒とともに安心できる方法で素敵なひとときをお過ごしくださいね。  

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【総集編】米寿祝いで知っておくべき知識とおすすめのプレゼント、現代の祝い方

米寿は、88歳を迎える方に行うお祝いことを言います。還暦をはじめ、長寿のお祝いはいくつかありますが、米寿は何となく聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。 数ある長寿祝いの中でも、特別な思いをもって迎える方も多いという米寿。お祝いの仕方は家庭により様々ですが、地域や家に伝わってきた方法にのっとって行うこともあるようです。 米寿をお祝いする機会は、人生の中でもさほど多くはないかもしれません。しかし、一生に一度の大切な節目だからこそ、きちんと大切な人をお祝いして差し上げたいものですね。 今回は、米寿の由来はしきたり、お祝いの方法やプレゼント選びのコツなどをまとめてご紹介。はじめて米寿祝いをするという方に役立つ情報をまとめています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

米寿の由来としきたり

米寿は、88歳を迎えた方へのお祝いのことを言います。なぜ米寿と呼ばれるようになったのかは、諸説ありますが、「米」という字をバラバラにすると縦に「八十八」と読むことができることに由来すると言われています。 「八」という字は、日本人にとって特別な数字のようです。漢字の形からは、着物の裾が開いたように見えることから、「末広がり」のようで縁起が良いとされてきました。 日本神話の三種の神器にはどれも八という字が含まれていたり、7世紀頃の天皇のお墓は八角形をしているなど、古くから特別な漢字であったことがわかります。

米寿が特に盛大に祝われるわけ

米寿は、数ある長寿祝いの中でも特に大事にされる傾向にあるようです。 これにも様々な説がありますが、「八」という縁起の良い漢字が二つ重なっていることから、米寿を迎えることが大変に縁起の良いことだと認識されている地域があることや、もともとは米寿のお祝いが長寿祝いの最後と位置付けられていたことなどが影響しているのでしょうか。 また、お米は、日本人の生活に欠かせないもので、「米」という字が入っている米寿をおめでたいとする考え方が広まったとも言われています。米寿のことを、「よねの祝い」と呼ぶこともあるため、お米との関係性は深いのでしょう。 現代はあまり知られていませんが、昔はお米にちなんだ贈り物を選ぶことが定番だったようです。 世界トップレベルの長寿国である日本では、平均寿命が年々わずかながらも右肩あがりとなっています。米寿のお祝いは、男女ともに平均寿命を超えて初めて訪れる長寿祝いということもあり、現代でもよりおめでたいことだと認識されているのかもしれませんね。

米寿のしきたり

先程も少し触れましたが、米寿ではお米にちなんだプレゼントを、米寿を迎える方からゲストへ贈るのが定番だったようです。例えば、お米を炊く時に使われていた火吹竹や、枡でお米を量る時に使う斗掻(とかき)などが代表的です。 しかし、現代は、米寿を迎える方をその家族や身近な方がお祝いする方法が一般化しました。お米を炊く方法も変化し、こうした道具は見ることがなくなりました。現代でも、そうした名残から、ブランド米などお米に関するプレゼントが選ばれることもあります。 栃木県では、米寿にお赤飯を炊いたり、お餅をつく風習が残っています。福岡県の一部の地域では、ものさしやお餅を配るのが通例のようです。その他にも、地域に伝わる風習を守りながらお祝いしている家庭は多いでしょう。

米寿を祝うタイミングとは

米寿は、数え年の88歳もしくは満年齢の88歳で行うこととなります。この数え年というのが、現代の若い世代の人たちには馴染みがなく、混乱することもあるでしょう。

数え年と満年齢

数え年は、生まれた瞬間を1歳とし、正月を迎える度に1歳年をとるという年齢の数え方です。これは日本に古くから伝わる年齢の数え方で、正月にみんなが1歳年をとっていたということです。例えば、12月31日に生まれた人はその時点で1歳、そして翌日の1月1日には2歳として数えられていたというのは、驚きですね。 昔は、今ほど誕生日という概念がなかったのかもしれませんね。現代の若者には馴染みがないものですが、米寿を迎える方々はごく普通に知っている数え方でもあります。 一方で、満年齢については誰もが知っている数え方ですね。生まれた瞬間を0歳とし、誕生日が来るごとに1つ年をとるという数え方です。 もともと、米寿のお祝いは数え年で行うのが一般的でした。しかし、時代の流れとともに満年齢の数え方が定着してからは満年齢でお祝いする家庭が増え、現代では満年齢でお祝いする家庭が非常に多くなっています。 もちろん、どちらを選んでも間違いではありません。地域の風習などによって、数え年でお祝いする家庭もあります。

米寿祝いは誕生日に行うべき?

米寿のお祝いは、88歳になった日に行うべきなのかも、気になりますよね。結論から言うと、これは誕生日に限らなくても大丈夫です。 誕生日に近い休日や、大型連休、敬老の日、お正月など、お祝いしやすいタイミングで行う家庭が多いです。 現代は核家族化により親と離れて暮らす家族が非常に多いですから、そうした家族も集まりやすい日に設定することをおすすめします。 88歳にもなると、家族がみんな揃って同じ時間を過ごすことができることこそが幸せだと感じる方も多いですから、できるだけお祝いには足を運びたいものですね。

米寿祝いの方法

米寿のお祝いの仕方は家庭により様々ですが、一般的なのは食事会を開いたりプレゼントを渡す方法です。 米寿の人が主役となるお祝いですから、いくつかの注意点もあります。

食事会を開く

年を重ねると、食べることがとても楽しみだという人も多いですよね。若い頃に比べると、外食の機会も減りがちな米寿の方々には、ぜひいつもとは違う雰囲気や料理でお祝いして差し上げましょう。 ちょっと高級なレストランや料亭で食事をすると、とても喜ばれるのではないでしょうか。 しかし、88歳という年齢を考慮し、無理は禁物です。体力が低下していたり、足腰が不安定だったりと、外出が難しいようであれば自宅での食事会でも全く問題ありません。 外食したいと本人が希望する場合は、お店までの移動に無理はないか、お店の中は安全に移動できるか、介助が必要な場合はトイレの広さや間口もチェックしておくと安心です。また、足腰が弱い人にとっては、座敷に座ることが負担になる場合もあるため、椅子の方が良いでしょう。 料理については、本人が食べたいものを中心にオーダーしておくと良いですね。病気によっては禁止されている食材があったり、塩分や糖分の制限がある可能性もあるため注意が必要です。 さらに、歯の具合によっては食べられないものもあるかもしれません。できるだけ、米寿を迎える方が楽しめる料理にしましょう。

プチ旅行もおすすめ

体力的に問題がなければ、少し遠出して旅行がてら美味しいものを食べに行くと喜ばれます。例え日帰りでも、家から離れて家族とともに楽しい時間を過ごしたり、観光地に行ってリフレッシュしたりすると、良い思い出になります。あくまでも本人の希望や状態を優先して考える必要はありますが、ぜひ検討してみてください。

プレゼントを渡す

食事会を開く時にはプレゼントも用意するケースが多いです。食事会に行くことができなくても、プレゼントだけ渡す方法でお祝いすることも可能です。 米寿の方が喜ぶプレゼントって何?と悩むかもしれません。ふだん、誕生日や父の日・母の日にプレゼントしている方にとっては、区別して特別なものを贈った方が良いのか困るかもしれませんね。 基本的には、米寿の方が喜ぶプレゼントであれば、何でも大丈夫です。しかし、縁起の悪いものや失礼にあたるものは避けましょう。米寿の方へのNGプレゼントについては、また後ほど詳しくご紹介します。

米寿祝いのプレゼント選びのポイント

米寿の方へのプレゼントを選ぶ際、困ってしまったら以下のポイントを参考にしてみてください。

米寿祝いの予算は?

予算からお祝いの品を決めていきたい場合は、どのくらいが相場なのか知っておきたいところですね。実は、米寿祝いの予算は人により様々で、ルールのようなものもありません。ですから、一概には言えませんが、おおよその目安としては1万円~3万円の範囲内で選ばれる方が多いようです。

米寿のシンボルカラーは意識した方が良い?

米寿に限らず、長寿祝いにはそれぞれシンボルカラーがあります。還暦の赤、古希や喜寿の紫といったように、シンボルカラーにちなんだプレゼントを選ぶのが定番化しています。 米寿のシンボルカラーは黄色、黄金色、山吹色となります。米寿用のギフトを見ると、黄色のちゃんちゃんこや座布団なども多数販売されていますね。 米寿らしいお祝いを考える時には、さりげなくこうした色を取り入れても良いでしょう。しかし、必ずしも黄色を取り入れる必要はありません。 黄色のちゃんちゃんこについても、人によっては着ることに抵抗があったり、使い道に困るケースもあったりするようなので、あくまでも本人の意向を尊重して決めましょう。写真撮影のために黄色いちゃんちゃんこを羽織る程度なら喜ばれる可能性も高いですので、ちゃんちゃんこを準備する場合はその他のプレゼントにプラスすると楽しみが増えるでしょう。

実用的なものを選ぶ

近年、終活という言葉がブームとなりましたね。自分の人生について最期の時までどう生きたいのか考える、遺された人に手間をかけないように、少しずつ身の回りのものを整理しておくなど、意識して生活する人が増えました。 88歳にもなると、おそらく生活に必要なものは揃っているでしょう。むしろ、不必要なものを減らし整理していきたいと考えている人が多いです。 ですから、プレゼントはタンスや押し入れの肥やしになるものではなくて、毎日の生活が楽しくなるような実用的なものが喜ばれます。 ご高齢の方でも使いやすいもの、毎日の生活に欠かせないものなどに着目して選ぶと、見つけやすくなります。趣味がるある方には、趣味にちなんだアイテムが特におすすめです。

これだけは避けるべきNGギフト

米寿のお祝いに限らず、長寿祝いには相応しくないとされるものもいくつかあるため注意が必要です。悪意はなくても、選ぶものによっては残念な気持ちにさせてしまう可能性がありますので、十分に注意しましょう。

「死」や「苦」を連想させるもの

読み方から、縁起が悪いとされるものがあります。シクラメンの花や、櫛(くし)は、こうした理由から避けた方が良いです。また、香典返しによく用いられる緑茶や、黒一色のものや黒白だけのものは、縁起が悪いとされています。

「老い」を感じさせるもの

杖や老眼鏡、補聴器、押し車などは、88歳にもなると必要なものかもしれません。もらったら実用性が高いものでも、老いを感じさせるものは長寿祝いには適していないと考えられているため避けた方が無難です。足腰が弱っている場合は、転倒しないように杖や老人車をついついプレゼントしたくなってしまうかもしれませんが、米寿のお祝い以外の機会にプレゼントした方が良さそうです。

失礼にあたるもの

靴下や靴、マットなどは、足で踏みつけることから失礼にあたると考えられています。

価値観によってはOKなものもある?

昔ながらの言い伝えや縁起については、人により解釈が異なります。昔は良くないとされていたものも、近年ではむしろ喜ばれるプレゼントになっていることもあり、何を避けるべきかは本人の考え方次第という意見もあるでしょう。 例えばハンカチは、もともとプレゼントには向いていないと言われていましたが、今は実用性の高さから人気の高いプレゼントに変わってきています。 パジャマなどの寝具についても、寝たきりを連想させるため良くないと言われていましたが、着心地の良い上質なものは快適な生活につながり喜ばれるケースもあります。

米寿祝いに喜ばれる人気のプレゼント

では、具体的によく選ばれている人気のプレゼントをいくつかピックアップしてご紹介します。

フラワーギフト

どんな状態の方にもプレゼントしやすいのがお花です。療養中でベッドに寝て過ごす時間が長い方でも、目に届く位置に飾っておけば楽しんでもらえます。米寿のお祝いらしく、黄色い色を基調とした花束やアレンジメントも良いですね。特に、黄色い胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」という花言葉もあり、お祝いにはぴったりです。 手間がかからず長く楽しめるプリザーブドフラワーやハーバリウムもとても人気です。水やりの必要がなく、保管環境が良ければ数年間良い状態を保ちます。見た目の美しさや管理のしやすさから、ご高齢の方へのプレゼントに適しています。

メッセージカード

あなたの素直な気持ちが伝わるようなメッセージカードは、ぜひプレゼントに添えて渡しましょう。手紙でももちろん構いません。いつも目に見える場所に飾っておけるようなものが良ければ、似顔絵入りのメッセージカードもおすすめです。似顔絵を手掛けるプロのクリエイターに依頼して、ユニークな絵とメッセージが描かれたものなら、ちょっとしたサプライズプレゼントにもなります。 インターネット上のショップには、複数のクリエイターが在籍するお店もあります。サンプルを見て、好みの雰囲気に仕上がるクリエイターを見つけてみましょう。なお、仕上がりまでに時間がかかる場合があるため、間に合うかどうかの確認も忘れずに行いましょう。

お酒

普段からお酒を嗜まれる方なら、お酒のプレゼントはもはや鉄板ですね。食事会で渡すと、その場に参加する人と一緒に楽しむことも可能です。特に人気が高いのが、オリジナルボトルの名入れ酒です。ラベルに米寿を迎える方の名前やメッセージを入れることができ、世界にたった1つの特別なお酒になります。

趣味や好みに合う実用的なもの

趣味がある方にはそれに関連したグッズ、お出掛けが好きな方にはファッションアイテムなど、気軽に使えるようなものも喜ばれます。本人の好みで喜ばれるかどうかが変わってくる可能性もあるため、自分の好みを押し付けないようにしましょう。

2020年新型コロナウイルス発生以降の米寿祝いはどう祝う?

2020年は、誰もが想定していなかった新型コロナウイルスの影響により、人々の生活が変化せざるを得ない状況になりました。米寿を迎える方と一緒に生活している家族や、離れて暮らす家族にとっては、とても心配されていることでしょう。 「うちで過ごそう」という言葉が合言葉のように繰り返され、外出はできるだけ控えて感染リスクを防ぐために用心している方がほとんどです。 こうした状況から、米寿のお祝いの仕方もこれまでの常識にとらわれず、無理のない範囲で安全に行う必要があります。今回ご紹介した内容の一部も、新型コロナウイルス感染リスクがあるうちは、適していないものもあるということです。 例えば、外食や家族旅行、離れた家族が帰省してお祝いをすることなどは、従来であればどれも良い試みとなりますが、新型コロナウイルスの感染リスクがあるうちは避けた方が良い方法です。 残念ですが、外食や旅行、家族の帰省は事態が落ち着くまで延期しましょう。顔を見てお祝いしたいかもしれませんが、帰省により感染リスクを高めてしまう可能性があるため、これも我慢するしかありません。 何より大切なのは、米寿を迎える方が健康で長生きできることです。長寿祝いはこうしたことを願って行うものでもあるため、健康を損なう可能性のある行動は本末転倒と言わざるを得ませんね。

「STAY HOME」米寿祝いを無理なく行う方法とは

予定していた方法で米寿祝いができなくても、無理のない範囲でお祝いすることは可能です。せっかくの機会ですから、食事やプレゼントでお祝いしませんか? 例えば、ちょっと高級な食材を取り寄せて凝った料理を作ってみたり、テイクアウトのオードブルを注文したりすると、外食しなくても美味しい料理が食べられます。プレゼントを買いにでかけなくても、インターネットで注文すれば自宅に届きます。 離れて暮らす家族が駆けつけることはできなくても、テレビ通話で顔を見ながら乾杯することはできます。こうした工夫をしながら、できる範囲でお祝いしましょう。そして、新型コロナウイルスの感染リスクがなくなった頃に、改めてお祝いの席を設けても良いですね。

2020年の米寿祝いのプレゼントは記念日新聞つきの名入れ酒がおすすめ

米寿のお祝いのプレゼントは、名前やメッセージがラベルになった世界に1つだけの名入れ酒をプレゼントしませんか? 当店の名入れ酒は、米寿のシンボルカラーである美しい黄色のボトルに本物の手漉き和紙のラベルを貼った、上品なお酒となっています。ラベルに印字する文字は自由に選ぶことが可能です。中央に大きく米寿の方のお名前を入れたり、心を込めたメッセージを入れたり…。きっと、箱を開けた瞬間笑顔になる、そんなプレゼントとなるでしょう。 当店の名入れ酒には、記念日の新聞もセットになっています。88年前、生まれた頃に発行されていた過去の新聞のプレゼントは、きっと驚かれるに違いありません。「あの頃はこんな時代だったのか~」など、話題は尽きることがないでしょう。米寿の方を囲んで、昔話に耳を傾けるきっかけにしてみてくださいね。  

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【総集編】喜寿祝いで知っておくべき知識とおすすめのプレゼント、現代の祝い方

喜寿祝いは、77歳を迎えた方をお祝いする長寿祝いの1つです。長寿祝いは還暦をはじめいくつかあり、それぞれが一生に一度の大切な節目となります。 家族や上司、恩師など、日頃からお世話になっている人が77歳を迎えた時には、ぜひお祝いして差し上げましょう。 とはいえ、喜寿祝いをする機会は、人生の中でもそう多くないことから、何をすれば良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。 今回は、これから喜寿祝いをしたいと考える人が、知っておくと役に立つ情報をまとめてご紹介。喜寿の由来や、お祝いのタイミング、プレゼント選びのポイントなどをご紹介していきます。

喜寿祝いってなに?

まずは、喜寿祝いの由来について見ていきましょう。 喜寿祝いは、77歳を迎えた方をお祝いする行事です。このお祝いができたとされるのは、室町時代の終わり頃。庶民に広く知れ渡ったのは江戸時代に入ってからだと言われています。 もともと、長寿祝いの多くは中国から伝わったものですが、喜寿については日本発祥のお祝いです。 室町時代になり社会が安定し、国民の平均寿命が徐々に伸びたことや、中国から伝わってきた長寿祝いの風習が世の中に定着してきたことが影響し、喜寿祝いも行うようになりました。 長寿祝いは文字の語呂合わせから生まれていて、喜寿の場合は「喜」という漢字の草書体が「七十七」に見えることが由来となったようです。 さらに、喜寿がお祝いされるようになった当時は、77歳も厄年の1つに数えられていました。そのため、難を逃れるために「喜」という文字をあてたとも言われています。

古くから伝わる喜寿の風習

喜寿のお祝いの仕方や習わしは、地域によって特徴が見られることもあります。現代まで受け継がれている風習は少なくなっているかもしれませんが、いくつかご紹介します。 喜寿祝いは、喜寿を迎える方へのお祝いだけでなく、家族の健康や安全を祈願する意味も込めて行う地域もあるようです。 例えば、かつて囲炉裏などの火をおこす際に用いられた「火吹き竹」を自然災害や火事を起こさないようにと願って配るといった習慣が残っている地域もあります。 喜寿のお祝いの仕方は様々で、家庭により異なりますが、地域の風習にのっとって行う場合もあるということですね。

喜寿祝いのタイミングは?

喜寿のお祝いをするタイミングについて、混乱したことがある方もいるのではないでしょうか。 なぜなら、長寿のお祝いは、数え年で年齢を数えて行う場合と、満年齢で数えて行う場合とがあり、基本的にはどちらでも良いとされているからです。

数え年と満年齢

年齢の数え方は、現代であれば誕生日を迎えるごとに1歳年をとるという満年齢の数え方ですよね。しかし、少し前までは数え年といって、生まれた日を1歳とし、正月に1歳年をとるという数え方が一般的でした。 現代は満年齢で数える方法が主流ですが、喜寿を迎える方の中では数え年の数え方もよく知られています。 喜寿祝いのタイミングについては、満年齢で行うのか、それとも数え年で行うのかで違ってきます。どちらが正しいというわけではないため、最近は誰もが馴染みのある満年齢で祝うケースが非常に多くなっています。 また、喜寿祝いは誕生日に限らず、家族が集まりやすいタイミングで行えば良いため、誕生日に近い休日や大型連休、お正月などを利用して行う家庭が多いです。 この場合は、誕生日にはひとまずお祝いの言葉を伝え、後日喜寿祝いの席を設ける旨を伝えると良いでしょう。

喜寿のシンボルカラーとは

長寿祝いには、それぞれシンボルカラーがあることをご存じですか? 例えば、還暦の赤色はあまりにも有名ですね。喜寿の場合は、紫色がシンボルカラーとなっています。紫色は、もともと高貴な色とされており、70歳の古希や90歳の卒寿と同様に、尊敬の気持ちを表すための色であると考えられています。

喜寿祝いの仕方

喜寿のお祝いの仕方については、色んなパターンがあります。地域による風習などがなければ、それぞれが行いやすい方法でお祝いして大丈夫です。 特によく選ばれているのは、食事会を開く方法や、プレゼントを渡す方法です。

食事会を開く

美味しい食事が毎日の楽しみだと考える人も多いでしょう。お祝いといえば、美味しい食事とも言えるかもしれません。 食事会は、多くの家庭で行いやすいお祝いの仕方です。自宅であっても外食であっても、その場に喜寿を迎えた方とその家族などが集い、美味しいものを一緒に食べるひとときが何よりのプレゼントになる場合もあるでしょう。 できれば、喜寿の食事会は外食がおすすめです。なぜなら、準備の心配をかけずに済むからです。また、外食する楽しみや非日常を味わえる体験も得られるからです。 外食で喜寿祝いをする際は、普段はあまり足を運ばないようなちょっと高級なレストランや料亭が望ましいでしょう。 もちろん、自宅で食事会を開くメリットもあります。時間を気にせずのんびりとお祝いの時間を設けたい時などには便利です。 77歳という年齢を考慮すると、中には体力が低下している方や病気の治療中の方もいるかもしれません。自宅であれば、途中で休みたくなったタイミングで横になれるなど、無理なく喜寿祝いを行うことが可能です。

食事会を開く際のポイント

喜寿祝いで食事会を開く時は、事前に本人の好みや食べれないものがないか確認しておきましょう。77歳となると、持病があったり歯の具合が悪かったりなどして食べられないものもあるかもしれません。 病気の関係で食べてはいけない食材はないか、アレルギーはないか、どのくらいの固さのものまで食べられるのかを知っておくと、失敗を防ぎやすくなります。 また、足腰の力が弱くなっている方の場合、座敷に座ることが難しいかもしれません。外食する際にはテーブル席があるお店を選ぶなどの配慮も必要です。

プレゼントを渡す

食事会とプレゼントをセットにしてお祝いする家庭も多いですが、遠方に住んでいてどうしても食事会に参加できない場合や家族以外の方への喜寿祝いにはプレゼントを渡す方法もよくとられています。 また後ほど詳しくご紹介しますが、プレゼントに関してもいくつかの注意点があるため、知らず知らずのうちにマナー違反になっていたという失敗を起こさないためにもしっかり把握しておきましょう。

喜寿祝いのプレゼント選びのポイント

どんな間柄の人であっても、プレゼント選びにいつも苦労する…という方は多いです。特に喜寿祝いなど年上の方へのプレゼント選びは悩みがつきものかもしれませんね。 喜寿祝いのプレゼントを選ぶ時には、以下のポイントについて意識してみると良いでしょう。

予算はどのくらい?

喜寿祝いの予算の相場は、あまり明確にはされていませんが、目安としては1万円~3万円程度で準備する方が多いようです。 ただし、選ぶプレゼントによって必要となる額も大きく変わってきたり、一緒にお祝いする人数でも変わってきたりします。 あまり経済的に余裕がない場合でも、家族みんなでお金を出し合えば豪華なプレゼントが贈れるのではないでしょうか。

記念に残るものを選ぶ

写真や手紙など、喜寿祝いで過ごした楽しい思い出がいつでも感じられるような記念に残るものを選ぶとより良いでしょう。現代はあまり馴染みがないかもしれませんが、昔は写真館で記念日の写真を撮る家庭が多かったため、写真館にみんなで出掛けて写真を撮るのも良いですね。 手紙やメッセージカードはプレゼントに添える形で準備しても良いでしょう。孫やひ孫など小さな子どもがいる場合は、似顔絵のプレゼントも微笑ましいですね。 近年は、インターネットを使って色んなデザイナーやクリエイターの作品を購入しやすくなりました。似顔絵をプロに依頼したり、本人の名前が組み込まれたポエムを作ってもらえたりと、個性的なものもプレゼントしやすくなっています。 これらは、似顔絵ギフトを専門とするショップの利用が便利です。複数のクリエイターが在籍しているショップであれば、作風から好みのものを選べるため便利です。 ただし、プロに似顔絵などを依頼する場合は、事前にしっかりと仕上がるまでの日数を確認し、十分に間に合うかどうか調べておきましょう。

実用的なものを選ぶ

きっと、喜寿を迎える方の多くは「プレゼントは何をもらっても嬉しい」と言われるでしょう。しかし、やはりタンスや押し入れの肥やしになるものよりは、毎日の生活で使えるものの方が嬉しいはず。 特に現代は、終活という言葉がブームとなり、自分の人生の最期について考え準備する方が増えました。77歳にもなると、生活に必要なものは既に揃っており、むしろ不要なものは元気なうちに処分しておこうと整理し始めている方もいます。 ですから、使い勝手の悪いものや好みに合いそうにないものは避け、毎日の生活が楽しくなるようなものを選ぶことをおすすめします。

熨斗は必要?

プレゼントに熨斗(のし)をつけると、より丁寧な形となります。プレゼントの種類にもよるかもしれませんが、仕事でお世話になった上司や恩師などには、熨斗をつけた方が良いでしょう。 熨斗には、「改まった気持ちでお贈りします」という意味も含まれています。表書きには、「御祝」や「感謝」などの言葉が相応しいです。その他には、「喜寿御祝」や「祝喜寿」なども選ばれています。水引は、何度あっても良いお祝い事なので、紅白の蝶結びを選びましょう。 もし、熨斗について不安があるようなら、ラッピングをしてくれるお店でプレゼントを選び喜寿祝いであることを告げると安心です。

シンボルカラーは意識すべき?

喜寿祝いのシンボルカラーである紫色は、必ず取り入れるというルールはありません。あくまでも本人の好みを第一に考えて選びましょう。 特に、高齢になると黒やグレー、ベージュといった控えめの色合いのものを選ぶ人が多くなるため、どうしても印象としては暗くなりがちです。普段の装いが地味な方には、敢えて明るく綺麗な色のものを選んでみてはいかがでしょうか。 男女ともに、高齢になると赤色がよく似合うとも言われますし、明るい色のものは気持ちを明るくしたり若々しい印象を与えたりします。 喜寿祝いらしいものにしたければ、ラッピングのリボンをラベンダー色にするなど工夫するのもアリです。 あくまでも本人の好みが大事ではありますが、本人が使いやすそうな明るい色合いのプレゼントを選びましょう。 ちなみに、還暦の時に赤いちゃんちゃんこを羽織る風習があるように、喜寿の場合も紫色のちゃんちゃんこや座布団を贈るのが定番と紹介されていることがあります。 これは、実際のところ喜ばれるケースとそうでないケースがあるようです。ちゃんちゃんこは、まさに「ご長寿の仲間入り」というようなイメージがあり、人によっては嫌だと感じることもあります。記念に写真撮影をする時だけ、抵抗のない方には羽織ってもらっても良いでしょう。

喜寿祝いのNGプレゼント

お祝いのプレゼントとして相応しくないとされる縁起の悪いものや失礼にあたるものがあることをご存じですか? 例えば、「死」や「苦」を連想させるシクラメンの花や櫛(くし)は長寿祝いには適していないとされます。その他にも、香典返しの定番である緑茶や、花が首からポトっと落ちる椿も縁起が良くないためNGです。 黒一色、あるいは黒と白の2色のみのものも、不吉だと捉えられるため避けましょう。 さらに、老眼鏡や杖、補聴器といった「老い」を感じさせるものも避けた方が良いと言われています。 靴下やマットといった足で踏みつけるものは、失礼にあたるため避けた方が良いです。 このように、一見良さそうなものでも、プレゼントには適していないものもあるため注意が必要です。

喜寿祝いに喜ばれるプレゼントの定番

ここからは、具体的にどのようなプレゼントが喜ばれるのか、定番のものを中心にご紹介します。

お花、フラワーギフト

その場をパッと明るく華やかにしてくれるお花は、喜寿祝いに限らず様々なお祝いの品として選ばれます。花屋さんで喜寿祝い用と伝えて花束やアレンジメントを作ってもらうと簡単です。近年では、プリザーブドフラワーという、水やりの必要がなく長期的に美しい状態を保つお花も人気です。

お酒

お酒好きな方には、やはりお酒のプレゼントが喜ばれます。特に、名入れ酒は特別な日にぴったりのギフトになるでしょう。メッセージや名前などをラベルに入れて、世界にひとつだけのお酒が作れます。名入れ酒は、お酒を取り扱う一部のショップやギフト専門店など、インターネット上のショップであれば簡単に見つけることができます。

趣味にちなんだもの

77歳といえど、元気な方は毎日をアクティブに過ごしておられることでしょう。運動や手芸など、何か熱中できる趣味をお持ちの方には、その趣味で役立つ実用的なものをプレゼントすると喜ばれます。

家族旅行

旅行が好きでも、年を重ねると体力面等の心配から行けなくなる方は多いです。そんな方には、家族みんなで旅行に行って美味しいものを食べてのんびり過ごすのもおすすめです。移動やスケジュールに無理のないように配慮し、ちょっと遠出して思い出つくりをしてみては。

2020年新型コロナウイルス発生以降の喜寿祝いはどうする?

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日々の生活の中でそれぞれが自粛したり用心せざるを得ない状況となりました。 感染リスクがあるうちは、不要不急の外出を控えるなど、自宅から出て過ごすことが難しい状態です。 喜寿祝いに関しても、これまで良しとされたお祝いの仕方がベストだとは言いにくい状況にあります。例えば、外食や旅行といった、自宅以外でお祝いする方法は、感染リスクを避けるためにいったん諦めざるを得ません。 もちろん、こうした状況は喜寿を迎える方も理解しているでしょうから、旅行や外食を予定していた場合は延期したり、他の方法に変更しても仕方がないと言ってくれることでしょう。 何より大切なのは、喜寿を迎える方の健康を守ることです。そして、お祝いする方の健康も守ることです。 ご高齢になると、病気を既にいくつか抱えていることも少なくありません。新型コロナウイルスによって重症化する恐れもあるため、周囲の人からうつしてしまわないように注意が必要です。

新型コロナウイルスが落ち着くまでのお祝いの仕方

新型コロナウイルスが落ち着くまでは、自宅でできる範囲で喜寿祝いをする方法に切り替えましょう。例えば、自宅でテイクアウトのオードブルを頼んで食事会を開く、プレゼントはインターネットショップで購入し宅配してもらうなどすれば、自宅から必要以上に出ることなくお祝いできます。 離れて暮らす家族が駆けつけて一緒にお祝いすることは難しいですが、ビデオ通話をすれば顔を見ながら話をすることができますので、お祝いのメッセージを伝えることも可能です。 「うちで過ごそう」と叫ばれているうちは、とにかく喜寿を迎える方が感染して辛い思いをしなくて良いように、本人はもちろん周囲の人ができるだけ感染予防に気を付けることが大事です。

2020年喜寿祝いのプレゼントは記念日新聞付きの名入れ酒がおすすめ

記念日新聞付きの名入れ酒は、自宅で喜寿祝いを行う際や宅配便でプレゼントを贈る際に選びやすい品物です。 当店の喜寿祝い用の名入れ酒は、喜寿のシンボルカラーである上品な紫色のボトルに、本物の手漉き和紙をラベル、そして名前やメッセージを入れることができるオリジナリティの高さが特徴です。 自分の名前が入ったボトルは、ひと目見た瞬間から驚かれることでしょう。そして、日頃の感謝の気持ちが入っていれば、いつまでも大切にしたくなるほど愛着のわくプレゼントになるのではないでしょうか。 もちろん、喜寿祝いに相応しい桐箱に入った状態で、風呂敷に包んでお届けします。

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