白寿は百から一を引いた字が白になることから、99歳になった人達を祝うもので平均寿命を超えまさに長寿と呼べる年齢であり、大変おめでたいお祝い事です。数えで99歳、満年齢は98歳の時にお祝いをします。現在の日本では、数万人の人達が、白寿を迎えているといわれています。

白寿は白色がお祝いの色となります。家族や親戚、知人等が贈り物をしたい場合には、白色のものを贈ると、白寿のお祝いとして最適です。ただ、物も良いのですが、若い人達と接する機会があり、声をかけてもらえることは何よりの贈り物となります。自分が若い人達にまだまだしてあげれることがあり、役に立っているという意識があることも、最期まで必要なことだからです。

若い頃の話や、思い出、長生きの秘訣等、他の人達には語れないような話が出来ることは、この頃の高齢者の人達には楽しみとなります。こういった話を歩み寄って聞き、理解することだけも、心温まるお祝いとなります。また、99歳の時点でどこで生活をしているかは、人それぞれです。最期まで、自宅で生活を続ける人達がいれば、ホームのような施設で晩年を過ごす人達もいます。いずれにしても環境にあったお祝いの仕方を考えるようにしましょう。